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2014年 09月 03日
9月3日、午後6時30分。帰宅途中の路上で若い女性が行きつ戻りつ、立ち止まって思案顔だった。
白杖を持っておられた。 そばによって「何か、お困りですか?」と声を掛ける。その瞬間ハッと反応されてこちらに振り向いた。 「ちょっと分からなくなって、・・・。ここ美容室のある交差点ですか?」 「交差点はちょっと行ったところですよ、ご案内しましょう。どのようにすれば・・・」 「あっ、右の肩につかまらせてください」 一緒に横断歩道を渡り、マンションの入り口までご案内した。道々お話した。 小生の声かけはとてもよかったとのこと。また、誘導の方法は人によって得手不得手があり、本人がどうしたいのかを聞いたほうがいいとのこと。いきなり手を握ったり、体を触る行為はNG。 弱視の方だった。この頃の6時過ぎは暗い。いつもより手間取って暗くなり一瞬立ち位置が分からなくなったとのこと。 マンションの駐車場入り口で、「ここでいい」とおっしゃるので別れたが、建物入り口まで案内したほうがいいのか悩んだ。 住まいの前まで付いていく(導いていく)と逆に、ストーカーになってしまう。 盲導犬オスカーの話は切り出せなかった。 何ほどのこともしていないが、感謝されるのは気分がよかった。 10時30分、風呂上りでそろそろ体は冷えてきたが、右肩の辺りがなんだか暖かい。 誤解があってはいけないので最後に触れておきますが、画像はありませんが私より「若い」女性でした。 おやすみなさい。
by nicoru1nicoru2
| 2014-09-03 22:38
| 日誌
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Comments(3)
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ikuohasegawa at 2014-09-04 07:49
お節介にならないように、自然に、手助けするのはむつかしいね。
そうか、どうせれば良いのか聞けば良いのか。
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横浜の郁夫です
at 2014-09-04 09:39
x
若い女性に安心のみを渡されたのは さすがです
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nicoru1nicoru2 at 2014-09-04 22:12
H先輩
むつかしいです。あるとき地下鉄で同じく白杖を持った男性が乗り込んできたので席を譲ろうとしたら、 「出入り口に立っているほうが方向を間違えずに都合がいいので」 とやんわりと断られたことがありましたよ。 横浜の郁夫さん 私より「若い」女性ですからね。 今日も同時刻に同じ場所に到着。姿を探しましたよ。 こっちが立ち止まってどうする。
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